先日、ウチの近所の沼に出撃しました。
春になったとはいえ、まだ気温・水温ともに低いので、昼頃からやりました。
さて、その日の釣りですが・・・
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
■2022/3/17 くもり 水温13℃ 西風あり→なし
仕掛け:
・磯竿3号4.5m
・小型のベイトリール
・ライン:ナイロン4号、ハリス:PE3号
・ハリ:チヌスレ6の2本バリ
・ハリス長:20cmと15cm
・エサ:食パン
・タナ:底
11:45 釣り開始。
13:40 ウキがゆっくり1目盛り入り、戻しという上下動を繰り返すアタリが出る。このアタリは・・・カメ特有のアタリである。アワせると、根掛かりのような手応え。そしてその「根掛かり」がゆっくり浮上してくる。うむ、間違いなくカメだ。かなり重い。
ランディングし、カメをひっくり返して仰向けにする。これは
「カメ釣り実戦講座2 ~ハリの外し方編~」という記事でも書いたが、ひっくり返されると、カメは防衛本能で首・手・足すべてひっこめ、じっとして動かない状態になるためである。大型のカメに暴れられて、手足の鋭い爪でケガをしないように、まず仰向けにする。
甲長25cmの立派なミシシッピアカミミガメだった。左後ろ足近くの甲羅の縁にフックしていて、ハリは簡単に外せた。
13:50 その次投。また、ゆっくり1目盛り入り、戻しという上下動が繰り返される。さっきのリピート映像のようなアタリである。やはり、これもカメ。
同じく甲長25cmのミシシッピアカミミガメ。ハリを2本とも飲まれており、チモトも全く見えないので口元近くでハリスを切った。
・・・というわけで、2連続でミシシッピアカミミガメをゲットしました。
もう季節は春ですね。3月はカメが冬眠から覚め、活発に餌を求める時期なので、カメ釣りのホットシーズン。近所の沼のカメもヤル気十分でした(^^)
**********
ここで、思い出したのが、去年見かけた或る釣り人です。私が別の釣り場を探索していた時のこと、衝撃的な光景を目にし、写真を撮らせてもらいました。
この状況のすごさ、分かりますか?
カメはひっくり返されると、防衛本能で首・手・足すべてひっこめ、じっと動かない状態になると書きました。しかし、ひっくり返されてから10分後くらいには、危険が去ったと判断して、自力で起き上がって逃げていきます。
この写真では、すべてのカメが仰向けのままでいます。これは、カメが警戒を解く10分以内に次のカメ、また10分以内に次のカメと隣に並んでいったことを物語っています。よって、カメたちは仰向けのまま警戒状態を維持しているのです。つまり、ほぼ入れ食い状態だったわけですね。
お話を聞くと、一日にカメを20匹以上釣ったこともあるとのこと。野には達人がいますね。まさに「亀マイスター」でした(^^)
にほんブログ村