このところレンギョ釣りのことばかり書いている気がしますが、私が目指しているのはあくまでも
「五目釣り」。色々な魚に会いたいと思っているんですよね。といって、一番の大物を逃したくはない・・・そこで、リール竿でのウキ釣りというスタイルになっているわけです。
しかし、大物を捕まえるとなると、それに対応できる仕掛けとハリにせざるを得ないため、おのずと小物はハリがかりしにくくなり、五目達成が難しくなるという悩みはあります(^^)
それでも、この日(7/30)は、5種類の魚に会うことができました。その日の釣りについて、書いてみます。
仕掛けは、こんな感じです。
・磯竿3号4.5m、小型のベイトリール
・大型ヘラウキ、板オモリ
・ライン:ナイロン4号、ハリス:PE3号
・ハリ:チヌ6の1本バリ
・ハリス長:15cm
・エサ:バラケタイプのネリエサ
・タナ:45cmの宙
遊水地のリアルタイム貯水率を見ていたら、こんな値を示していました。
7/20:ほぼ100%
7/22:80%
7/24:60%
7/27:43%7/29:60%
つまり、7/20~27までずっと放水し続け、そこから一転、今度は取水し始めたということです。
なぜこのような事を行っていたのか意図はわかりませんが、このせいで7/30もかなり減水していて、いつもの半分くらいの水深になっていました。そこで、宙を釣るために45cmという浅ダナにするしかなかったのですよね。
さて、その日の釣りですが・・・
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2018/7/30 晴れ 水温28.5℃
朝4:05、釣りを開始するが、まだ暗くてウキが見えない。4:30。夜が明け、ウキが見えるようになる。
5:00。エサ落ち目盛り近くからスパッと消し込み。そこそこ重い手応えなのだが、なんというか、「輪郭線の無い絵」のような引き。つまり、カチッとした輪郭をともなわない走りである。これは・・ナマズか? 予想が当たり、40cmの
ナマズ(ニホンナマズ)だった。
本来、この魚は「ナマズ」というのが正式和名なのだが、アメリカナマズが多くなりすぎた結果、わざわざ「ニホン・・」などと頭付けをしなくてはならなくなっている。
草地でハリを外してやろうとしたその時、口から何かを吐き出した。バラバラッと散らばったものを見ると、3匹の
ウグイの幼魚。肉食系の外来魚が日本に入ってくる前は、ナマズは日本では数少ない肉食魚だったことを、しみじみと思いだした。
5:30頃から、小魚のアタリが激しくなる。トップ3目盛りを出してなじむハズのウキが、投入すると完全に水没。浮いてきたときは、すでにエサ落ち・・・という状態に。もはやウキは、アタリを取る役目は全く果たせなくなってしまった。こうなったら、心気を研ぎ澄ませ、水中のウキを心の目で見るしかない!
まあ、それは無理なので(^^) ミャク釣りのように竿先のラインに集中することにした。
5:45。ウキは水没状態。竿先のラインがツーッと張っていく。合わせるとノッた。手応えから、スレがかりではないと確信。沖へ向かって走らない代わりに岸沿いを右へ左へと、強烈な走りを見せる。15分のファイトでランディング。95cmの
ハクレンだった。
6:25。ウキは水没状態。竿先のラインが右へ引かれていく。これは15cmの
ヘラブナ。
7:15。ウキは水没状態。竿先がキュッと左へ絞り込まれる。これは15cmの
ボラ。
ボラは7~8年前は遊水地でもよく釣れたのだが、この頃では珍しい魚種で、少し嬉しい。今現在、渡良瀬本流では良型(40~50cm)のボラがジャンプしている姿が見られるので、渡良瀬の水を引き込んでいる遊水地でも釣れていいハズなのだが。
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・・・というわけで、
ハクレン・ナマズ・ウグイ・ヘラブナ・ボラの5種で、レンギョ含みの五目達成です。ナマズの口から出てきたウグイをカウントしていいのか、という所はありますが、まあオマケということで(^^)
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